
岡山市内の用水路で見つかった青いアメリカザリガニ
岡山市北区津島京町の住宅街を流れる用水路で、青色のアメリカザリガニ(体長12センチ)が見つかった。自然界では珍しい色で、現在、人と科学の未来館サイピア(同伊島町)に飼育展示されている。
岡山県内の博物館や水族館など生物関連施設の代表らでつくるネットワーク「岡山@生き物係」の柏雄介代表(40)が、23日午後2時ごろ、用水路の水中に一段と目立つ青色を発見した。5月下旬から用水路の生物の調査で度々訪れていて、2週間前に脱皮後と思われる青い殻があったことから気にして観察していたという。その場で捕獲してサイピア学芸員の岡成美さん(33)に引き渡した。
実は3年前、岡さんも同じ場所で青いザリガニを捕獲している。ザリガニは食物から色素の一種「カロテン」を摂取することで赤い殻になる。柏さんは「自然に青い殻はなかなかできない。カロテンを含まない食物に偏る要素がある場所なのかも」と推測する。
ザリガニはサイピア2階の水生生物展示スペースで飼育中。通常のザリガニと同じ人工飼料で育て、体色の変化などの様子はサイピアのSNS(交流サイト)で発信するという。柏さんは「青いザリガニが身近な水路に住む水生生物に興味を持つきっかけにつながればうれしい」と話す。
(地面美里)
