「つなぐ 生み出す とけあう徳地展」が、山口ふるさと伝承総合センター(山口市下竪小路、TEL083-928-3333)で、7月12日(日)まで開かれている。同館の6・7月の「マンスリー企画」で、観覧時間は午前9時から午後5時まで。入場無料。

 

 山口市徳地地域の歴史、自然、伝統文化、人々の活動などを、120を超える展示物で紹介している。内容は、山口市指定無形文化財「徳地手すき和紙」で製作した照明の「かさ」、徳地人形浄瑠璃で使用する人形や舞台、ガラス工芸、木工、さをり織り、タペストリー、しめ縄など。

 

徳地人形浄瑠璃の人形徳地人形浄瑠璃の人形

 

 また、今年3月に2025年度山口市美展の大賞を受賞した山本洋子さんの工芸作品「十二支(やっとそろいました)」も展示されている。徳地岸見在住の山本さんは、古布を使ったちりめん細工の人形づくりを20年以上継続。同作について「十二支それぞれの顔や着物の柄など細部まで思い描きながら作り上げていく時間がとても楽しく、出来上がった作品が可愛らしい表情で語りかけてくれるような感覚に、いつも癒やされていた」と、受賞時にコメントしている。

 

 最終日の7月12日にはシンポジウム「徳地国際デー」も開かれる。マダガスカル、ポーランド、エチオピア、フィンランドなど、世界各国の民芸品が展示。午後3時から1時間、徳地在住のパネリスト4組(吉松桂二さん、山田文雄さん、江端希之さん、山根賢三郎・早紀夫妻)が、徳地と外国とのつながりを考察するミニシンポジウムもある。

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