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こんにちは、大人の旅とおでかけを楽しむotoです。今回は、東京23区で苔のある風景が楽しめる日本庭園をご紹介します。梅雨は、ひときわ苔が美しい季節です。しっとりした風景を眺めながらゆっくり過ごせる場所を集めました。
1. 高橋是清翁記念公園(青山一丁目)
東京メトロ・都営地下鉄「青山一丁目駅」から徒歩約5分という、都心にある「高橋是清翁記念公園」。日本の金融界を支え、大正から昭和初期にかけて首相や蔵相を務めた政治家・高橋是清(1854〜1936年)の邸宅跡に整備された公園です。昭和11年(1936年)の二・二六事件で、この地で命を落としたという歴史も残されています。
園内の中心には浅い池があり、水辺には小石を敷き詰めた州浜が広がり、見事な景観をつくり出しています。

国道246号沿いに広がるとは思えないほど静かな公園の面積は約5,320平方メートル。石灯籠もあちこちに置かれており、きれいな苔が敷き詰められた光景に思わず目を奪われます。

差し込む光によって苔の色合いに濃淡が生まれています。都心のオフィス街にこのような一角が広がっていることに、少し驚いてしまいます。
2. 成城五丁目猪股庭園(成城学園前)
小田急線「成城学園前駅」から徒歩約5分。住宅街にひっそりと広がる「成城五丁目猪股庭園」は、労務行政研究所初代理事長を務めた猪股猛氏ご夫妻の邸宅として建てられた旧猪股邸と、邸内に広がる日本庭園を無料で見学できます。

庭園には一面にスギゴケが植えられています。一部に水路を配し、まわりに園路をめぐらせた回遊式の日本庭園で、銀閣寺の庭師であった田中泰阿弥(たなかたいあみ)も作庭に携わったそうです。

しっとりとした苔の上に、瓦を埋め込んだ道のような装飾が映えます。
いらないものを削ぎ落とした凛とした佇まいの邸宅と、スギゴケが広がる静かな庭。東京23区でも数少ない、日本の侘び寂びを感じられる場所です。
成城五丁目猪股庭園
住所:東京都世田谷区成城5-12-19
電話番号:03-3789-6111※(一財)世田谷トラストまちづくりビジターセンター
開園時間:9:30〜16:30
休園日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)
公式サイト(外部リンク)
3. 観泉寺(上井草)
東京都杉並区にある観泉寺は、戦国時代に駿河などを治めた今川氏ゆかりのお寺です。一族の歴史を今に伝える今川家累代の墓は、東京都指定旧跡。
古都のような風情を感じる竹林の小径があり、一方に竹林、もう一方には青もみじと、初夏らしい爽やかな景色が広がります。

池泉鑑賞式庭園もあり、散歩が心地いいお寺です。境内にはきれいな苔も敷き詰められ、うっとり眺めてしまいます。

山門の手前にも美しい苔が広がっています。青もみじとの共演が、いっそう趣を感じさせます。
4. 道場寺(石神井公園)
石神井公園の近くにある「道場寺」は、応安5年(1372年)に建てられたと伝わるお寺で、現在は曹洞宗に属しています。山号は「豊島山」、院号は「無量院」で、正式な名前は「豊島山 無量院 道場寺」です。
道場寺の伽藍(寺院の中心となる建物群)は、日本の古典建築様式を取り入れてつくられており、山門は、室町時代に成立した室町様式をもとにつくられたもの。

道場寺を歩いていて感じるのが、ビロードのような苔の美しさ。石畳の参道に沿って、きれいな緑色をした苔の絨毯が広がっています。

山門のほうを振り返ると、参道の両側に苔むす庭が広がっているのがわかります。ベンチに腰をおろして、じっくりと境内の風情を味わいたくなります。
道場寺
東京都練馬区石神井台1-16-7
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