2026年6月24日 17:38

気象台は、福岡県や佐賀県で25日に線状降水帯が発生し、大雨となる恐れがあるとして、災害に注意・警戒するよう呼びかけています。

22日から断続的に続く雨。福岡県久留米市では24日未明、1時間に20ミリを超える強い雨が降りました。
気象台は、福岡県に24日朝、佐賀県に23日夜、線状降水帯の発生予測を発表しました。
線状降水帯の発生はありませんでしたが、福岡県大牟田市、佐賀県武雄市と白石町に、高齢者など避難に時間がかかる人は自らの判断で避難を始めるタイミングとなる「レベル3大雨警報」が一時発表されました。

また、佐賀県鹿島市には、避難指示の目安となる「レベル4土砂災害危険警報」が一時出されるなど、土砂災害発生の危険度も高まりました。
24日朝、佐賀駅の利用者からは不安の声が聞かれました。
■街の人
「不安だなと思いつつ、きょうは福岡に用事があるので早めに出て、福岡で待っておこうかなと思っています。」
■出張で訪れた人
「天候に左右されるような仕事なので、そこに影響が出るのと、もし地元に帰れなかったら今後のスケジュールにも影響が出るので、あまり降ってほしくないなというのが実情ですね。」

24日、福岡管区気象台は臨時会見を開き、今後の大雨への警戒を呼びかけました。
■福岡管区気象台・二村貴志 気象防災情報調整官
「九州では25日にかけて、大雨による災害に厳重に警戒してください。警報級の大雨の恐れは、26日にかけて持続すると考えてもらいたいと思います。」
その後、気象台は、25日未明から朝にかけて福岡県や佐賀県で線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まる恐れがあると発表しました。

仮に大雨のピークと有明海の満潮時刻が重なった場合、2021年に佐賀県の六角川流域で発生したような大規模な浸水被害が発生する恐れもあります。
有明海の25日朝の満潮時刻は午前5時前です。

また、2023年7月には、線状降水帯の大雨によって、福岡県久留米市田主丸町と佐賀県唐津市浜玉町で大規模な土石流が発生し、合わせて4人が亡くなりました。
24日に降った雨で場所によってはすでに土壌が大量の水分を含んでいることから、気象台では25日の雨による土砂災害の発生に厳重に警戒するよう呼びかけています。
最終更新日:2026年6月24日 19:00
