
10種の「インドおかず」が添えられたココナツチキンカレー。ナスやニンジン、小松菜、キャベツ、大根などおなじみの島野菜が主役
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公開日:2026年6月12日 11:00更新日:2026年6月12日 11:11
[胃心地いいね](883)くめりえ食堂inあこりの 南風原町津嘉山1298
ターメリックライスの上に彩られたスパイシーな野菜の数々。甘いニンジンの炒め物、辛いナス、酸味たっぷりのタマネギ、カレー塩が利いたゆで卵など、一つ一つを味わっていると主役のカレーの存在を忘れてしまう。
野菜と豆類のレシピが多く、ヘルシーな南インドカレーにはまった樋口りえさん(63)が提供するカレーランチは主に2種類。ピリ辛の「ココナツチキンカレー」(1300円)、辛いのが好きな人向けの「ポークビンダルー」(1500円)。
両メニューとも島野菜とスパイスの「インドおかず」が10種ほども盛られている。「試作しておいしければ採用する。オープンから5年でどんどんおかずが増えた」と笑う。
炒め物はマスタードシードを油になじませて、塩で味付け。インドの漬物アチャールは辛みとうまみが強く、島野菜がこう変化するのかと驚く。おかずを組み合わせて食べると、食感も味も変化し、混ぜ方を考えるのも楽しい。
メインのココナツチキンはホールとパウダーの8種のスパイス、ココナツミルクで煮込んだ大きな鶏肉が満足感いっぱいの一皿。ポークビンダルーはスパイスとニンニク、酢で大人向けのカレーに仕上げている。
30年以上前に南インドカレーと出合い、研究を重ねてきた。「基本のスパイスや作り方は大事にしつつも、おいしいと思えば違う要素も入れてきた」。5年前にパン屋「あこりの」のキッチンを間借りして食堂を始め、「南インド的味」と看板を掲げた。
日曜休みで平日も不定休のため、SNSでの営業日確認を呼びかけている。「食べて元気になったと言われると『よしっ!』と思う。楽しくインドおかずを作っていきたい」と笑みを浮かべた。(南部報道部・新崎哲史)
【お店データ】営業時間は午前11時半~午後3時。不定休。営業日はインスタグラムやフェイスブックで公開している。電話098(987)0230
