自然豊かな秩父・小鹿野エリアの「最狂・最狭路線」G14倉尾線

【画像ギャラリー】狭すぎ注意! 西武観光バス「倉尾線」の全貌を画像で見る(30枚以上)

 基本的には東京で今も見かける西武バスの従来車両とカラーリングは同じで、1953年から採用されている、ピーコックブルーとクリームにオレンジ色のアクセントカラーが入った「笹カラー」となっています。

 余談ですが西武バス本体では、西武線の黄色い電車「2000系」をイメージした特別車両が走り始めました。急速に数を減らす黄色い電車とセットで見ておきたいものです。なお、近頃は笹カラーではない新色のバスもデビューしたそうです。

 西武観光バスに話を戻すと、もともとは西武バス本体の「秩父営業所」だったようですが、分社化され、埼玉県の秩父エリアの路線を運行しています。また長野の軽井沢エリアでも路線バスを運行しており、長野県内で西武バスを見られるのは、少々驚きかもしれません。

 さて、その西武観光バスが運行する路線のひとつである「G14 倉尾線」は、秩父市の隣町である小鹿野町の「小鹿野役場」バス停から、国道299号といくつかの県道を経由したあと、終点「長沢」バス停まで向かう路線です。17kmほどの道のりです。

 299号までの間は県道209号の小鹿野市街地を通りますが、その後少々299号を走り、県道37号線、71号線、282号線と進み、徐々に山のなかへ入っていきます。途中、「合角(かっかく)ダム」を過ぎると地図でもわかるとおり、どんどん険しい道のりとなります。

 そして終点の長沢バス停は、「ながさわ」ではなく「ちょうざわ」と読みます。282号線の終点で、その先はれっきとした“林道”になり、「矢久峠(やきゅうとうげ)」を挟めば群馬県神流町に入ることができます。

 秘境のバス路線を厳選した「秘境路線バスをゆく BEST1」(イカロス出版)にも掲載されている倉尾線。「スリリングなポイントが目白押し」と紹介されています。

 果たしてどんな旅ができるのでしょうか。霧雨の降る2026年5月22日、旅(とバス)好きのくるまのニュース編集部員Nが乗り通してきました。

Share.