公開日時 2026年06月08日 05:00更新日時 2026年06月08日 07:47
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フロアバレーボールの全国大会に向け、意気込みを語る沖縄盲学校の選手と実行委関係者ら=5月、南風原町の同校
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武井 悠
パラスポーツ競技「フロアバレーボール」の全国盲学校大会が8月19、20日、沖縄県の那覇市民体育館で開かれる。「盲学校の甲子園」とも呼ばれる大会で、今年で10回目。沖縄での開催は初めて。県立沖縄盲学校が出場し、初の全国優勝を目指している。
6人制バレーボールと同じ広さのコートで、高さ30センチの隙間ができるよう張ったネットの下を通してボールを打ち合う競技。6人制で、前衛3人と後衛3人で連係しながら試合を進める。3打以内で返せないと相手に得点が入る。
選手はボールの音や仲間の声を頼りにプレーする。前衛の選手はアイシェードで目を隠し、後衛の指示を頼りに攻撃や防御に徹する。後衛は弱視の選手らで構成。レシーブや指示出しで前衛を支え、試合を盛り上げる。
フロアバレーボールをプレーする沖縄盲学校の選手ら(提供)
大会には、全国8ブロックの予選を勝ち上がったチームに開催地の沖縄盲学校を含めた、計10チームが参加する。
実行委によると、離島県の沖縄での開催は、選手や備品の輸送、審判団の旅費などに、他県の開催よりも多額の費用を要する。県内外の協賛や全国の盲学校などの協力で総予算の約9割は集めたが、残る1割の確保が課題になっている。実行委は運営費用の一部を、クラウドファンディング(CF)で募っている。
実行委はこのほど、南風原町の沖縄盲学校で会見を開いた。同校のフロアバレーボール部は約40年の歴史があり、選手らが大会への意気込みを語った。
高等部の生徒らは「楽しむ気持ちを大事にしながら、練習で培ったことやチームでの協力を大切に勝利を目指して頑張りたい」「沖縄の強さを見せたい」と闘志を燃やした。
大会の実行委員長を務める沖縄盲学校の有銘靖雄校長は「単なる競技大会ではなく、視覚障害や障害のある方々への理解、啓発を図る貴重な機会だ」と話し、開催への協力を呼びかけた。
CFはサイト「キャンプファイヤー」で実施している。同校に寄付を直接する場合は、大会事務局に連絡するよう呼びかけている。連絡先は沖縄盲学校、電話098(889)5375。
(武井悠)
