2030年には乗用車新車販売の7割以上が新エネ車になると中国自動車工程学会が予測している。写真は上海。
中国自動車工程学会の侯福深(ホウ・フーシェン)副理事長兼事務局長は3日、北京市で行われた第33回中国自動車工程学会年次総会・展覧会(SAECCE2026)および自動車イノベーション技術展(AITX)の記者会見で、「2030年には乗用車の新車販売に占める新エネ車の割合が70%を超えるだろう」との見方を示した。
第15次五カ年計画(2026~30年)期間は、中国自動車産業が規模拡大から全面的な質の高い発展へと転換する重要な時期になる。侯副理事長は、「これからの5年間、中国自動車産業は電動化、スマート化、国際化が進む新たな局面を迎えることになるだろう」と述べた。
侯副理事長は、中国は今後、世界の自動車先端技術のイノベーションが生まれる場所になり、新技術・新モデルを大規模に検証し、他に先駆けて導入する重要な市場になるとの見方を示した。販売台数においては海外市場の牽引作用がより際立つようになり、2030年には海外での自動車販売台数が1000万台に迫り、そのうち約40%は海外における現地生産・販売網から生まれることが予想されるという。
侯副理事長は、「自動車技術の発展は今、誰も足を踏み入れたことのない難度の高い段階にさしかかっており、独創性と先見性のある、破壊的なイノベーションの重要性がこれまでのいかなる時よりも際立つようになった。基礎研究と先端技術におけるオリジナルイノベーション能力は今後5年間の産業科学技術イノベーションにおける最重要点であり、先端技術の今後の方向性を正確に把握することが、産業が高いレベルの科学技術イノベーションを展開する上での重要な前提条件になる」と強調した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
