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Shutterstock ※画像はイメージです

 ニュージーランド(NZ)・ファカタネの住宅で5月22日、火災が発生した。迫る火の手から住民の男性を救ったのは、彼が3日前に引き取った保護犬だった。

飼い主を噛んで起こす

その日の早朝、地元消防局に通報が入った。近隣で飲食店を経営する男性が、客からの知らせで住宅から炎が上がっているのを確認。いちはやく現場に駆けつけるも「もう手遅れだった」とニュースサイトStuffに明かしている。

住民の男性は、すでに家の外に避難していた。彼は火災発生時、就寝しており火の手に気づいていなかったが、愛犬が噛んで起こしてくれたという。

命の恩人ならぬ恩犬の名前は「ヘーゼル」。男性が3日前に保護施設から引き取っていた。

生後9カ月のヘーゼルは、これまで2回、別の飼い主に見捨てられていた。「不幸な状況に直面してきたにもかかわらず、ヘーゼルは私が知る中で最も優しく愛情深い女の子です」と、保護施設JDC(Jack Dog Center)レスキューのスタッフは語る。

家が全焼するも、命に別状なし

男性は煙を吸って病院に搬送されたものの、命に別状はなく、ヘーゼルとともに回復しているという。

男性には娘と息子がいるが、幸運なことに、火災発生時に2人は在宅していなかった。「もし犬がいなかったら、彼は今ここにいなかったでしょう」と、管理人はStuffの取材に応えた。近隣住民の厚意で、毛布や衣類、犬用のおやつなどが管理人のもとに届いていると付け加えた。

住宅は全焼してしまったが、男性の元にはヘーゼルがいる。今は、管理人と一緒に新たな住居を探しているという。

「彼は、ヘーゼルと一生を共にすると話していました。今後、彼女がいなくなるなんて想像もできないそうです」

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