静岡県内に本社を構える缶詰メーカーも対応に苦慮していて、家計への負担がさらに増しています。

【写真を見る】「1万円がすぐなくなる」6月から1000品目超の飲食料品が値上げ 主な原因は原材料の高騰 缶詰を最大で3割ほど値上げした企業も=静岡

■■県内のスーパーでは約60品目が値上げ

<田子重西中原店 井上敬也店長代行>
「袋麺になりますと大体10〜20円ほど上がった」

静岡市駿河区にあるスーパー「田子重西中原店」では、6月1日から約60品目の商品を値上げしました。

<買い物客>
「1万円がすぐなくなる」
Q. すぐなくなるのはどう?
「そりゃ家計に響くね」
<買い物客>
「主婦からしてみると、苦しい部分はあるが、しょうがないのかな」

私たちの財布を直撃する値上げの波。帝国データバンクによりますと、6月1日から値上げされたのは、飲料や食料品の1078品目。

5月の84品目から大幅に増加しました。原材料の高騰が主な原因で、「調味料」や「加工食品」が目立ちます。

■■県内企業「はごろもフーズ」も缶詰を最大3割値上げ

県内の企業も対応に苦慮しています。

<はごろもフーズ デザート・惣菜担当 堂谷翼マネージャー>
「今回改定の品目としては19品発表している」

静岡市駿河区に本社を構えるはごろもフーズは、1日からさばや豆類、フルーツなどの缶詰を最大で3割ほど値上げしました。

今回値上げした物については、国産の食材を使い、国内で製造しているため、「中東情勢の影響は小さい」としていますが、8月には、主力商品の「シーチキン」など約160品目の値上げが予定されています。

<はごろもフーズ デザート・惣菜担当 堂谷マネージャー>
「当然お買い求めいただいているお客様にも負担を強いる内容になっているので、心苦しいことではあるが、ご理解いただきたい」

■■専門家が指摘する「メリハリのある消費行動」

経済の専門家は、いまこそ冷静な消費行動が必要だと話します。

<静岡経済研究所 恒友仁専務理事>
「物価が高いからということで、財布の紐をきつく締めてしまうんじゃなく、必要なところでちゃんと使うしちょっと先延ばしできるところはちょっと抑えるというようなメリハリの効いた消費をするのが、ひいては日本全体にとってプラスになると思う」

静岡放送

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