沖縄県博物館協会総会・研修会

奄美博物館の平城達哉学芸員の基調報告
宇宿貝塚史跡公園を見学する参加者ら

奄美の自然、歴史学ぶ

11年ぶりの奄美開催

2026年度沖縄県博物館協会総会・春の研修会(同協会、奄美市立奄美博物館主催)が27日、奄美市名瀬の同博物館などであった。奄美市での開催は2015年以来11年ぶり。沖縄県や奄美群島の博物館などの職員ら43人が出席。総会では6議案を承認し、研修では基調報告及び館内見学、奄美市内の巡検(じゅんけん)を実施した。

同協会は、博物館や水族館、図書館、歴史民俗館など、奄美群島5館、沖縄本島41館、沖縄県の離島14館の計60館が会員となっている。

研修会は、「つながる琉球弧、つながる博物館―奄美・沖縄の連携と未来」をテーマに実施。奄美博物館の平城達哉学芸員が、地元の学校との交流や体験会や博物館、動物園との連携などについて基調報告した。

巡検では、同市住用町のモダマ自生地や三太郎峠、世界自然遺産センターなどを巡る「自然コース」と、名瀬大熊町のトネヤや同市笠利町の宇宿貝塚史跡公園、アマミコ神社などを巡る「歴史・民俗コース」に分かれ、奄美大島の自然や歴史、文化などについて学んだ。

「歴史・民俗コース」に参加した、宜野湾市立博物館の平敷兼哉(へしきけんや)館長は「薩摩藩の時代など、紆余(うよ)曲折のあった奄美の歴史などに興味があり勉強になった。自然は沖縄のやんばる地域に似ている印象を持った」とし、「研修会を機会に、情報提供・交換が活発にできるよう交流を深めていきたい」と話した。

総会では、25年度事業・収支報告や26年度事業計画・予算案、役員改選など6議案を承認した。また、夜には情報交換会が行われた。

 

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