
明治安田J1百年構想リーグ WEST 第18節
日時:2026年5月23日(土)14:05キックオフ
会場:ベスト電器スタジアム/9,573人
結果:アビスパ福岡 0-1 ヴィッセル神戸
得点:[神戸]マテウス トゥーレル(45+5分)
◎塚原真也監督(福岡);
Q:試合を振り返って
「まずは勝ちきれなかったことが残念です。選手にはそういう姿(目の前で相手が西地区優勝を決めること)を見たくないという話はしましたけど、優勝した神戸さんにおめでとうと言いたいです。
総評で中身のところに入ると、やはり前半の最後のプレーがすべてを物語っているなと思います。この百年構想リーグで我々がやりたい攻撃が、うまく出てきたところと取り切れないところ、我慢しきれず失点をしてしまうというところが、やはりうまく表現できないというか、そこが相手にとってポジティブに出てしまったなとは感じます。ただ、ペナに入っていくところであったり、中盤のところからペナに進んでいくところというのは非常にいい形も出たと思うので、そこからの質を上げることと、最後の何気ない失点シーンは、対角に入れられて、大迫選手がすらして相手ボールのスローインになったシーンだと思うんですけれども、ああいうことは分かっていたので、それを入れさせないプレッシングであったり、競り合いの身体の向きであったり、誰が競るのかという、細かいところですけれども、そこら辺を詰めていかないと失点まで繋がると思います。やはりそこら辺の細かいところは神戸さんはすごくしたたかというか、90分のマネジメントができているなとは感じました。ただ、ナイターのゲームでどういう順位になるか分からないですけれど、もう2試合あるので、ここをしっかりと勝って、今我々が課題と感じているところをしっかり修正していきたいと思います」
Q:監督がおっしゃったことの繰り返しになると思いますが、今日の試合はあの一つだけだったかなという印象です。相手が上手かったというところもあるでしょうし、うちが甘かったというところもあると思うんですけれど、こういう状況がずっと続いているというところが非常に気になります。これを修正するには、どの辺がポイントになるとお考えでしょうか?
「特に前半は我々が押し込んで、中央から、サイドからペナの中へ入っていくというトレーニングでやっているような形もたくさん出ましたし、もう少しシュート本数は欲しかったなと思いますけれども、そこら辺が一つの課題ではありますけども、今言われた通り、相手の何でもないと言ったら語弊がありますけれども、一瞬、プレッシングが右サイドで弱くなってしまって下がってしまった、2m、3mぐらいだと思いますけれど、その瞬間に対角に入れられる。ここら辺は個人の意識の部分だと思います。ただ、個人への言及にとどめるだけじゃなくて、それは、あと一歩のところをトレーニングから詰めていくしかないと思うので、もう一度練習の厳しさであったり、そういうことを作り出す自分自身の反省もありますし、スタッフ全体でそれを変えていく意識のところかなとは思います」
Q:今日のシャドーのウイングのところの人選についてお伺いします。右に山脇選手、左のシャドーに藤本選手を置きましたが、その狙いと実際のパフォーマンスについて、どのようにご覧になったか教えてください。
「山脇に関しては、やはり走力です。相手の背後を突くことと、しっかり戻すこと。先ほどの質問と少し重なるところはありますけれども、やはり相手はゴールキーパーからボールをつないでくるというタイプじゃなくて、長いボールをどんどん、どんどん入れてくるという観点から、縦に、後ろに、しっかり走れるという観点で山脇を入れました。今までのプレーとの比較すれば、すごくいいものを出してくれましたし、悔しい思いをした選手だとは思いますけれども、少しずつ、しっかりと階段を踏んで上がってきてくれているなという印象です。ただ、最後のクロスの質であったり、もう一つの寄せるところ、空中戦のところというのは、もっと課題感を持って取り組むべきだと思います。でも、今言った通り成長はしているので、そこら辺はいい方向に進んでいるのかなと思います。
左シャドーの藤本一輝に関しては、個人単体で突破できる選手というのは、今のうちでは彼が非常に特徴的ですし、対面には、おそらくンドカ ボニフェイスが出てくると思っていたので、プレッシングも難しくなく、結構、相手は簡単に入れてくるので、そういった観点でポジティブな面が出るのかなとは思いました。結果、左からの崩しというのも増えましたし、点は取れませんでしたけど、単体でカットインして枠内シュートも数回作れたので良かった面と、(山脇)樺織と一緒のように、やはり最後に取り切ることだったり、アシスト、数字をつけるというところは、もう一つ欲しいなとは感じています」
[中倉一志=取材・構成・写真]