2026年5月20日 16:52

5月に入って福岡県内では、のどの不調や鼻水などの症状を訴え、医療機関を受診する患者が増えていて、SNSでは「謎の風邪」として話題になっています。
福岡県医師会によりますと、詳しい原因は分かっていないということで、SNSでは「謎の風邪」として書き込みが増えています。
■福岡県医師会・稲光毅 常任理事
「のどの痛みに始まって、鼻水・せきがひどくなる。決まった症状が出ていますので、やはり何か感染症、ウイルス感染なんだろうと思います。」
医師会によりますと、症状を訴える患者から検体を採取して詳しい検査を行っているということですが、結果が判明するにはしばらくかかるということです。
また、医師会は、熱中症による搬送者数が増えているとして、早めの対策を呼びかけました。

情報をひとつプラスするヒトモリです。「謎の風邪」について見ていきます。
症状としては、鼻水やのどの痛みなど、呼吸器系の炎症を訴える人が多いということですが、熱が出ないなど詳しい原因は分かっていません。
福岡県医師会は、5月上旬に症状を把握していると話していますが、検体の結果には1・2か月程度かかるということです。

福岡市民病院の原田由紀子医師は、考えられる要因の1つに「アレルギー」があるとみています。
九州エリアは現在、イネ科の花粉の時期です。
暑くなってきたことで窓を開ける機会が増え、部屋に入りこむことで発症につながる可能性があるといいます。症状は1週間以上続くことがあり、医療機関で抗アレルギー薬を処方してもらう必要があります。
2つめは「ウイルス」が要因と考えられるケースです。
春から夏の時期に多いとされるヒトメタニューモウイルスは、黄砂やPM2.5などで傷ついたのどから感染します。この場合の症状は、1週間以内に治まることが多く、しっかりとした休息が効果的だということです。
いずれにしても、体調が悪化した場合などはほかの要因が考えられる場合もあるため、医療機関で医師の診察を受けるようにしてください。
最終更新日:2026年5月20日 16:52
