5月9日、第2次大戦での対ドイツ戦勝81年を祝う軍事パレードに参加したロシアのプーチン大統領(右から2人目)とベラルーシのルカシェンコ大統領(左から2人目)=モスクワ(写真:タス=共同)
[ロンドン発]ウラジーミル・プーチン露大統領は5月9日、モスクワの赤の広場で行われた大祖国戦争勝利(対独戦勝)81年を祝う軍事パレードで「装備や戦術がいかに変化しようとも一つだけ変わらないことがある。国の命運は国民によって決まるということだ」と力説した。
「私たちの英雄は前進を続けている」
「(1941~45年大祖国戦争)勝利世代の偉大な功績は今日、特別軍事作戦を遂行する兵士たちに勇気を与えている。彼らは、北大西洋条約機構(NATO)加盟国全体に武装・支援された侵略軍に立ち向かっている。私たちの英雄は前進を続けている」(プーチン)
「兵士、工場労働者、農業労働者、兵器設計者、従軍記者、医師、教師、文化人、聖職者、ボランティア、企業家、慈善家。ロシアのすべての市民が国の命運を担っている。勝利は戦場でも後方でも築かれる。勝利は常に私たちのものだ。これからも私たちのものだ」(同)
英紙ガーディアン(同日付)は「自信に満ちたレトリックとは裏腹に今年のパレードはプーチンの深刻な弱みを露呈させた」と報じている。前夜にはドナルド・トランプ米大統領が、ロシアとウクライナ間での3日間の停戦と捕虜交換に合意したと発表した。
