nMAS画面キャプチャ(c)STARNEWS
韓国のグループBTS(防弾少年団)が6日、メキシコ国立宮殿のバルコニーに登場すると、5時間で5万人が広場を埋め尽くした。この衝撃的な場面に世界各国のメディアが注目した。米紙ロサンゼルスタイムズはメキシコシティで現地ルポを掲載し、その背景を伝えた。
メキシコシティは、音楽配信サービスSpotifyでBTSのストリーミングが世界1位の都市だ。K-POPファンの熱気は各地で知られているが、メキシコシティはその中でも特別な位置を占める。
その熱気は数字でも証明された。今回の3回公演のチケット購入を希望したメキシコのファンは100万人超。クラウディア・シェインバウム大統領は韓国大統領に追加公演を直接要請する外交書簡まで送った。韓国側は「日程上、追加公演は不可能」と丁重に断った。
その間、転売チケット価格は1枚約350万ウォン(約37万3000円)まで高騰。当初のチケット価格が5万~6万ウォン(約5300~6400円)だったことを考えると、約60倍に跳ね上がったことになる。
チケットを入手できなかったファンの姿も胸を打った。北部シナロア州から遠征してきた22歳のロサ・ガブリエラ・エルナンデス・フローレスさんは転売価格を確認して途方に暮れた。だが、会場を離れられず、会場の外で音が漏れ聞こえ、大型スクリーンの一部が見える場所を探し出し、他のファンと「MIC Drop」「SWIM」などを大声で歌った。フローレスさんは「泣いて、笑って、叫んだ。その数分が魔法のようだった」と語った。
(c)STARNEWS
