震災遺族の苦悩 思い寄せて 宮城・大川小 津波裁判に迫る 23日、高崎電気館で上映会

映画「生きる」のチラシ=上映実行委員会提供

 東日本大震災で児童らが犠牲になった宮城県石巻市の大川小学校を巡る記録映画「『生きる』大川小学校 津波裁判を闘った人たち」の上映会が23日午後2時から、群馬県高崎市柳川町の高崎電気館で開かれる。

 学校管理下で児童が最期を迎えた理由を知ろうと、行政を相手に裁判で闘った家族らを追ったドキュメンタリーで、上映後に寺田和弘監督と原告となった遺族のトークイベントもある。

 大川小の児童らは地震発生から約50分間、校庭にとどまり、避難先へ移動途中に津波に襲われて児童74人と教職員10人の計84人が死亡・行方不明になった。映画は、被災後直後から、宮城県と石巻市に国家賠償を求めて提訴に至る経緯、学校側の防災対策の不備を認める判決やその後の遺族の姿などを描いた。

 映画「生きる」上映会実行委員長の鈴木宏樹さん(58)は「提訴に至った遺族の苦悩に思いを寄せ、二度とこうしたことを起こさないよう改めて考える機会にしてほしい」と来場を呼びかける。料金千円。事前に専用フォームで申し込む。問い合わせは鈴木さん=電090(4386)8961=へ。(石井宏昌)

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