
スズキが初の電気自動車を出した。その名は「e VITARA(イービターラ)」、値段は実に500万円!電気自動車だから車体も当然重くなる。これまでの「安い、軽い」イメージを覆す、e VITARAとはどんなクルマなのか?乗り心地を試すため、首都高を走るフェルさんの頭に何度も浮かんだ言葉は「これってホントにスズキなの?」だった。何に驚いたのかというと……。(コラムニスト フェルディナント・ヤマグチ)
東京→宮崎 1340km!ポルシェ「ターボS」でロングドライブ
みなさまごきげんよう。
フェルディナント・ヤマグチでございます。
今週も明るく楽しくヨタ話から参りましょう。
連休は宮崎の家で過ごしています。有給休暇を組み合わせて、長い長い休みをいただいています。毎日遊び呆けて脳みそが溶けそうです。
今回はポルシェジャパンからおろしたてホヤホヤの新車をお借りし、その慣らし運転を兼ねて、陸路で東京から走ってきました。その距離、実に1340km!長くクルマに乗ってきましたが、これほどの長距離をイッキ乗りしたのは初めてです。
宮崎までイッキに走り抜けた新型のポルシェターボS Photo by Ferdinand Yamaguchi
我々が試乗するポルシェの広報車両は、最低でも1000km、可能であれば3000kmの慣らし運転を済ませてから貸し出されます。初期トラブルの対処はもちろん、新車の“当たり”が取れてからでないと、そのクルマが本来持つ性能や特性を引き出すことができず、正当な評価ができないからです。
今回はポルシェジャパンからその慣らし運転の大役を仰せつかった、というわけです。
車両担当の川辺俊介氏から、横浜のボディショップで“磨き”が済んだばかりのクルマを受け取り、いざ宮崎へ Photo by F.Y.
最近は「慣らし運転不要論」が幅を利かせています。工作機械の加工精度が上がり、潤滑油の性能も上がり、電子制御の技術も飛躍的に進化した。だから要らない、という理屈です。ですがハイパフォーマンスカーのポルシェはユーザーにそれを要求しています。マニュアルブックには「慣らし運転は必要」と明記してあり、その方法が細かく書いてあります。今回はその手法に則り、ブン回さずにそろそろと走ってきたのです。とはいえそこはポルシェターボ。それはもう夢のように上質でパワフルな乗り心地でありました。
所要時間は14時間17分。横浜から宮崎フェル宅まで1339.6km。燃費の良さにもご注目 Photo by F.Y.
拙宅ガレージ前にて。よく頑張りました、クルマも私も Photo by F.Y.
慣らし運転の重要性と宮崎珍道中の詳細は、こちらの別記事をご覧ください。
ということで、本編へと参りましょう。
スズキ初のBEV「e VITARA」 Photo by F.Y.
スズキ初の量産型EV、e VITARAの試乗記であります。
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