三好市に自生し、古くから赤の染料として使われてきた植物「日本茜」の魅力を伝える特別展が、徳島市で開催されています。

日本茜は三好市に自生する、つる性の植物で、根が赤く、煮出すと赤い色が出てくるのが特長です。

徳島市の阿波十郎兵衛屋敷で開かれている特別展では、日本茜の普及に取り組む阿波あかね会の西村宏昭さんが、自身で育てた日本茜を使って染めた作品などが展示されています。

こちらは、日本茜で染めた糸から織った着物。

色素の抽出方法を変えて染めた糸を織ることで、美しい格子模様が現れています。

傾城阿波の鳴門の主人公「おつる」が羽織っている巡礼服は、池田高校の学生たちと一緒に染め上げました。

茜色が木偶人形の魅力を引き立てています。

(阿波あかね会・西村宏昭さん)
「藍は徳島の特産なんですけど、両方が徳島の文化として育ってくれればいいなと思っています」

このほか、会場には華道の「草月流」が日本茜をイメージして生けた作品なども展示されています。

徳島に根付く伝統の色に、みなさんも触れてみてはいかがでしょうか。

Share.