身近な日用品 小さな物語 ミニチュア写真家・田中さん作品展 美喜仁桐生文化会館

CDや電源タップなどで表現した都市空間を楽しむ来場者=いずれも桐生市織姫町で

 ミニチュア写真家・田中達也さん(44)=鹿児島市=の作品展「MINIATURE LIFE展」が、群馬県桐生市織姫町の美喜仁桐生文化会館で開かれている。身近な日用品を別のものに見立てた写真や立体作品が並び、来場者が小さな物語の世界を楽しんでいる。10日まで。

 写真作品や立体展示など約150点を展示。ブロッコリーを木に見立てた風景や、アボカドの種を島のように表現した作品など、何げない物がユーモアあふれる舞台へと変化している。

 ご当地グルメの「ひもかわうどん」を、伝統織物の「桐生織」に見立てた作品など、地域の食文化と伝統産業を田中さんならではの発想で結び付けた新作もあり、太田市の会社員男性(45)は「こうしたアイデアを考え付くのがすごい」と感嘆していた。

 田中さんは「視点を変えることで発見できる『見立て』の面白さを感じてほしい」と話している。

 会場では全作品の写真撮影が可能。開館時間は午前10時〜午後6時。入場料は一般1400円、小中高生千円。(平井剛)

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