島根県高校春季野球大会(県高野連、県教育委員会主催)は4日、島根県江津市民球場で決勝があり、石見智翠館が開星を下し、8年ぶり9度目の優勝を果たした。3位決定戦では、島根中央が立正大淞南を破った。上位4校は30日~6月2日に出雲市の県立浜山公園野球場で開かれる中国大会に出場する。(豊島瞬)
石見智翠館―開星 1回石見智翠館、左前へ2点適時打を放つオセモータ(島根県江津市民球場で)
石見智翠館は一回、先頭打者・谷口の左越え本塁打やオセモータの2点適時打で3点を先行し、その後も追加点を挙げた。住田、蘭の継投でリードを守った。
開星は三回、松本の左越え2点本塁打で反撃ののろしを上げ、六回に2点、九回に1点を奪う粘りを見せたが、序盤の大量失点が響いた。
試合得点
石見智翠館・末光章朗監督
「試合の内容に関してはまだまだやるべきことが多く、勝ったことで必要な課題が見えなくなるのが一番怖い。今日出た反省をしっかりと受け止め、次につなげていきたい」
「チームで一番バットを振った」公式戦で初アーチ
「チームに勢いをつけたかった」。その思いで臨んだ一回の第1打席で、内角の直球を強振すると、先頭打者本塁打となった。入学後、公式戦ではこれが自身初アーチ。「出塁することだけを考えていた。まさか本塁打になるとは」と笑顔で振り返る。
本塁打や3塁打で勝利に貢献した谷口選手(島根県江津市民球場で)
この一発を呼び込んだのは、冬に積み上げた練習量だ。毎日夜遅くまで残り、ティー打撃でフォームを磨いたといい、「チームで一番バットを振ったのは自分」と言い切る。二回には変化球を捉えて三塁打、三回には追い込まれてからバットを短く持ち、右前適時打を放つなど、努力の成果を発揮した。
一方で、試合後半に快音が止まったことを「継続して打てなかったのが自分の弱さだ」と反省し、「自信を持って中国大会に挑めるよう、残された時間で課題を潰していく」と表情を引き締めた。
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