鳥取県米子市の湊山公園で飼育されている猿の頭数減を巡る贈収賄事件で、鳥取地検は28日、市議の稲田清容疑者(56)(米子市)を受託収賄罪で起訴した。管理者を構成していた工務店の元役員辻一郎容疑者(77)(同市)も贈賄罪で在宅起訴した。

 起訴状などによると、稲田容疑者は2024年6月26日、公園の指定管理者だった「YONAGOパブリックパーク・パートナーズ共同事業体」代表だった辻容疑者から、頭数を減らすよう市議会で発言してほしいとの求めに応じて、同市の駐車場で封筒に入れた現金100万円を受け取ったとされる。地検は認否を明らかにしていない。

 県警によると、2人は親族が同級生だったことから知り合った。事業体が管理を始めた21年4月当時から猿の頭数の多さが問題になっており、稲田容疑者は市の担当課に猿の頭数減を求める意見を複数回伝えていたという。

関西発の最新ニュースと話題
あわせて読みたい

Share.