酒類卸のエスサーフ(大津市)は4月16日、琵琶湖ホテルで「きき酒&商談会」を開催。清酒をはじめ焼酎やビール、ワイン、食品などメーカー70社が出展。酒販店や飲食店、卸など得意先400人が来場した。昨年10月に国分グループとなって初めてとなる今回は「今こそ、地産地消」をテーマに掲げた。
同社は滋賀県内にある酒蔵の商品を「うち呑み純米酒」(9種類)、「同 純米吟醸酒」(7種類)としてそれぞれシリーズ化している。もともとはコロナ禍で外での飲酒機会が減った際、家庭向けに提案しようと企画したもの。その後も安定的に推移している。支店のある岐阜と京都でも販売しており、さらに販路を広げたい考えだ。
出展メーカー各社は、夏向けの一押し商品をアピールした。福井弥平商店(高島市)は期間限定の「純米吟醸きいろ」を紹介。「これからの時季に合うさっぱりと上品な味が特徴」と売り込んだ。藤居本家(愛荘町)は自社で一番の辛口という「旭日辛口純米」を用意。「うま味があり様々な料理に合わせやすい。夏場にロックで飲んでもらいたい」と勧めていた。
ワインの醸造を始めて2年目の空色ワイナリー(近江八幡市)は、もともとはブドウの栽培からスタートした会社。100%自社栽培のブドウを使っているのが強みという。彦根市の人気キャラクターを使った「ひこにゃんエール」は多くの人に飲みやすい優しい味が特徴という。販売する彦根麦酒は「ビールを通じ彦根を盛り上げたい」と意気込む。
エスサーフ・小澤康二社長の話
滋賀の商品を県外、さらには海外に発信し広げていきたい。商品の販売にとどまらず、サービス面においてもグループとしての強みを生かす。地域を活性化させることで、社会貢献するのがわれわれの役目である。
