【4月26日 東方新報】純電気式コンテナ船「華航新能2」と「華航新能3」の初航海式典が3月26日、湖北省(Hubei)武漢市(Wuhan)で行われ、長江(揚子江、Yangtze River)中上流で初のゼロカーボン輸送船団が正式に発足した。

この船団は「華中港航物流集団」が編成したもので、全5隻の純電気式コンテナ船で構成される。最初に建造されたゼロカーボン船「華航新能1」は、2023年11月16日に初航海を行い、湖北省初の長江本流および支流で運航する純電気式コンテナ船である。同船の速力は時速18キロ、航続距離は175キロで、100個以上の標準コンテナを積載できる。就航から2年余りで、長江を10万キロ近く航行し、航程全体を通じて「ゼロエミッション、ゼロ汚染、ゼロカーボン」輸送を実現しており、1隻あたり年間334トンの温室効果ガス排出削減につながっている。

「湖北港口集団・華中港航物流集団」の余秀琪(Yu Xiuqi)副総経理によると、現在「華航新能5」と「華航新能6」も建造が完了し、試験運航段階にある。5隻(2~6)全てが就航すれば、「天天班(毎日運航)」という高頻度運航形態により、武漢の「陽邏経済開発区」から鄂州市(Ezhou)、黄岡市(%%Huanggang

)など湖北省内の都市を結ぶ域内绿色ゼロカーボン航路が開設され、効率的で利便性の高い「漢江(Han River%%)-長江绿色水運ルート」が構築される見込みだ。

余氏は「現在中国の内陸水路では依然としてディーゼル動力船が主流で、電動船の規模化された導入・普及は、内陸水運のグリーン化、集約化、商業化に向けた革新に新たな道を切り開くものだ」と述べた。

湖北省は長江の流路が最も長い省であり、9000人近くの専門的な船舶研究開発人材を擁している。中国におけるグリーン・スマート船舶の研究開発・設計の80%は湖北省によるもので、湖北省製の船舶電力駆動システム関連製品は全国シェアの62%を占める。

25年、湖北省の船舶産業の生産額が歴史的な1000億元(約2兆3100億円)の大台を突破した。また、省政府弁公室が25年12月に公布した「湖北省内河船舶産業の構造転換・高度化及び質の高い発展推進工作方案」では、27年までに全省の船舶工業生産額を1300億元(約3兆円)超えとし、年平均成長率15%以上を達成し、電気推進船舶の中核動力システムの全国市場シェア首位の継続を目指すとしている。(c)東方新報/AFPBB News

 

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