熊本城修復と人型ロボット開発、それぞれのスピードから日本と中国を考えてみると?写真は熊本城。
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4月14日、熊本地震から10年が経過した。災害関連死を含めて278人がお亡くなりになり、約21万棟が被害を受けた。せめてもと義援金を振り込み消費応援に出かけたのが昨日のことのようだ。
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熊本城も大きな被害を受けた。その石垣などの修復が完了するのは2052年とメディアが伝えている。26年後である。耳を疑った。ひとつひとつの石を地震前の写真などを参考にして、元に戻すという。凄いことだ。日本の伝統的思考も素晴らしい。
北京で4月19日、人間と人型ロボットによるハーフマラソン大会が開催された。ロボットが50分26秒で優勝。人間の男子の世界記録57分20秒を大きく上回った。開発期間はわずか1年ほどと。日中のメディアが伝えた。凄いことだ。中国の革新的思考も素晴らしい。
日本と中国は長い交流のある「一衣帯水」の隣国だが、民族も歴史も体制も法規も文化も思考…も異なる。その一例が熊本城石垣修復と人型ロボット開発のスピード差ではないだろうか。日本と中国は別の国である。そこに友好と対立が生まれる。
ロシアによるウクライナ侵略、イスラエルによるハマス殲滅戦、米国とイスラエルによるイラン猛爆…世界は複雑化し、猛スピードで爆変している。国連を中心とした協調が求められるが、破壊されている。一国だけでは生き残れない。日中暗雲に晴れ間を期待したい。

■筆者プロフィール:小島康誉
浄土宗僧侶・佛教大学内ニヤ遺跡学術研究機構代表・新疆ウイグル自治区政府文化顧問。1982年から新疆を150回以上訪問し、多民族諸氏と各種国際協力を実施中の日中理解実践家。
ブログ「国献男子ほんわか日記」
<新疆は良いところ>小島康誉 挨拶―<新疆是个好地方>
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