■別通帳を会計監査に提出していた
石川県金沢市の大徳中学校で明らかになった、PTAの会計担当者によるおよそ1541万円の着服をめぐり、関係者への取材で、会計担当者は発覚を免れるため、別の通帳を会計監査に提出していたことが分かりました。
【写真を見る】「発覚逃れようと別の通帳」預金残高改ざん、生徒の国際交流基金にも手をつける PTA会計担当者1541万円着服、私的利用 石川県金沢市・大徳中学校PTA
大徳中学校では2025年度までの2年間に、会計担当者だった女性がおよそ1541万円を着服していたことが、学校とPTAが設置した調査委員会の調べで明らかになりました。
関係者によりますと、PTAで会計を担当していた女性が、年に1回の会計監査でPTAの会費を着服した事実の発覚を免れるため、預金残高を改ざんし、前任者から引き継がれたものとは別の通帳を提出していたということです。
■国際交流の積み立てにも手をつけていた
大徳中学校は提携先のアメリカ・シアトルにある中学校との国際交流が盛んで、PTAの会費を国際交流基金として積み立てていました。
■コロナ禍の渡航自粛を悪用
会計を担当していた女性は、新型コロナの感染拡大による海外への渡航自粛で、この基金が使われなかったことを悪用して、繰り越されたおよそ400万円を着服していました。
■学校の記念品購入の積立金も
学校の記念品購入などに充てられる周年事業積立金なども着服し、私的な利用をしていたとみられています。
大徳中学校の生徒数は現在505人いて、PTAは会費として1世帯に対し、ひと月あたり400円を徴収しているということです。
■警察・業務上横領容疑視野に捜査
捜査関係者によりますと、被害届を受け業務上横領の容疑で捜査しているということです。
北陸放送
