
写真はネスレのロゴ。2024年4月、スイス・ローザンヌ近郊エキュブランで撮影。REUTERS/Denis Balibouse
[ロンドン 23日 ロイター] – スイスの食品大手ネスレ(NESN.S), opens new tabが23日発表した第1・四半期決算は、為替変動や買収の影響を除くオーガニックベースの売上高が3.5%増加した。アナリスト予想の2.4%増を上回った。
同社は、これまでのところイラン戦争は同社のグローバル事業に「ほとんど影響を与えていない」とし、通期のオーガニック成長率を3─4%とする見通しを維持した。
第1・四半期中に発生した乳児用粉ミルクのリコールにより、増収率が約90ベーシスポイント(bp)押し下げられたと説明。現在、製品の供給は正常に戻っているという。
総売上高は5.8%減の213億スイスフラン(271億2000万ドル)となり、アナリスト予想と一致した。
当四半期の値上げ率は2.3%で、アナリスト予想と一致した。
ボントベルのアナリスト、ジャンフィリップ・ベルチ氏は「ネスレは販売数量の成長が再び加速し始めている兆しを見せている」と指摘。「これは投資家が待ち望んでいた安心材料であり、2025年通期決算後に経営陣が示した比較的楽観的な見通しを裏付けるものだ」と述べた。
ネスレは、中東紛争によるインフレを背景に、外食よりも家庭での食事が増えることで恩恵を受ける可能性があると表明。一方、エネルギー価格と運賃の高騰が物流コストを押し上げるとも警告した。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab
