元中日セットアッパー、「経験を次に必ず繋げる」 メキシコでの1カ月、投球内容とともに振り返る 「人としても選手としても大きく変わることができた」

2025年11月、トライアウトでの又吉克樹

 元中日、ソフトバンクで、メキシカンリーグに挑戦していた又吉克樹投手(35)が8日、X(旧ツイッター)を更新。前日の退団報告に続き、メキシコでの1カ月間で得た技術的・精神的な「収穫」を明かした。

 又吉は入国後、現地コーチとの対話を通じて「メキシコ流」へのスタイル変更を決断。実戦登板が限られた中でも、球速が140キロ台後半で安定したことに「大きな収穫」と手応えをにじませた。併せて公開した全3試合の登板データでは、被打率.143、WHIP(1イニングあたりの許走者数)0.75と、圧倒的な安定感を示している。

 技術面では高めの直球を多投する新配球に加え、握りを変えた変化球が「スイーパー」と呼ばれるまでに進化。従来の「低めのコントロールとカット・シュート中心」のスタイルから脱却し、緩急で打者を封じる新たな投球術を習得したとつづった。

 メンタル面でも「これまでとは違う感覚やマインドでマウンドに立てた」と振り返り、「人としても選手としても大きく変わることができた、すごく濃い時間でした」と総括。チーム編成の都合で離れる悔しさはあるものの「経験を次に必ず繋げていきます」と力強く前を向いている。