スマートフォンの映像で状況を把握する新しい通報システムなどを導入した「いわて消防指令センター」の共同運用が1日、始まりました。
「いわて消防指令センター」は、盛岡や宮古など、県内10の消防本部が共同で運用するものです。盛岡中央消防署に設置され、43人態勢で29の市町村、面積にして県全体のおよそ9割をカバーします。
特長の1つは、災害の状況や出動している消防車、ヘリの現在地など様々な情報を集約することで、通報の受け付けから出動の指令までまとめて管理できることです。これにより、時には管轄の垣根を越えて迅速、かつ柔軟に部隊を運用することが可能になりました。
このほか、指令センターには、「映像119」というシステムも県内で初めて導入されました。けが人の容体の確認や災害地点の特定が難しい場合、通報した人がスマートフォンで撮影した映像を指令センターで共有することで、より正確な消防活動につながることが期待されています。
いわて消防指令センター 田村センター長
「映像的なもので支援ができるシステムが入りましたので、しっかりと消防活動に生かしていきたい」
県内の消防への通報の数は1日あたりおよそ170件に上っていて、県民の命を守るとりでとして指令センターの運用に期待が高まります。
