来年度から見直されることになった土曜授業。14日、今年度最後の土曜授業が行われ、一つの区切りを迎えました。来年度の土曜授業を何回行うか。鹿児島市教育委員会では各学校の実施回数のとりまとめに入っていますが、中には完全に廃止する学校もあるようです。
14日、南さつま市にある小中一貫の義務教育学校を訪ねると。地元のジャズバンドを招き、今年度最後の土曜授業が行われていました。音楽にあわせて手拍子をする生徒たち。
(生徒)
「あまりジャズを聴いたことがなかったんですけど、すごいなと思ったし、今度イベントがあれば聴きに行きたいと思った」
県内全域の公立の小中学校で行われてきた土曜授業。県教育委員会は、2026年度以降の土曜授業について、これまでの月1回程度から年3回程度までとするよう、各市町村の教育委員会に通知しました。こちらの学校では、2026年度は年1回だけ実施することにしました。
(金峰学園・内村健二校長)
「これからも地域とともに歩んでいく学校として、ふるさと金峰の良さを子供たちが享受できるような教育課程を編成して、子供たちのこれからの将来に向けて、かじ取りできる児童生徒を育成したい」
土曜授業が始まったのは2015年度。全国学力テストで成績が低迷したことを受け、県独自の取り組みとして始まりました。開始から10年、大きな転換期を迎え、街の人は。
(鹿児島市の小学生)
「友達に会えなくなるのが寂しい。学校が好きだから」
(母親)
「私が仕事の時は午前中、土曜日学校に行ったり児童クラブに行ったりするので、その点では学校があったほうが、1日家で過ごすよりは安心な部分があった」
(鹿児島市の小学生)
「普段とは別の授業とか、土曜日でもみんなと遊べたりするので、みんなと会えるのが楽しい。土曜授業ないのも寂しいけど日曜日しか休みがないから、土曜授業がないほうがいい」
(父親)
「何もかもどんどん時代とともに変わってくるという印象はありますけど、そういう流れなのでしょうがないのかなと思います」
鹿児島市では2026年度の土曜授業について、年3回程度までとする方針を示していて、最終的な判断についてはそれぞれの学校の校長に委ねています。鹿児島市教育委員会は、市内の公立小中学校の土曜授業の実施回数について、現在、集約を行っていますが、完全に土曜授業を行わない学校も複数あるということです。
教職員の働き方改革や児童・生徒の負担を軽減するため見直されることになった土曜授業。教育現場の判断や今後の変化にも注目が集まります。
