高知市の監査委員会は、出退勤を偽り勤務実態がなかった分の給与を受け取った市の元職員に対し、利息の返還を求めた市民オンブズマン高知の住民監査請求を認め、高知市に勧告しました。
これは、2024年から2025年にかけて高知市の卸売市場長が遅刻や早退、欠勤をしたにもかかわらず、市の出退勤管理システムに54回にわたって申請し、勤務時間通りに勤務したと偽って報告したものです。
勤務実態がなかった時間の給与はおよそ43万円に上り、市場長は全額返金し、2025年11月に依願退職しました。
市民オンブズマン高知は2026年1月、高知市に対し、「不正に受け取った給与およそ43万円は、不当利得であり民法に基づいて、年3%の利息の請求をすべきだ」という住民監査請求を起こしていました。
市の監査委員会は、「不正に受け取った給与は不当利得に該当し、過払い給与に利息をつけて返還請求すべきものだ」とし、高知市に追加請求を勧告しました。
市民オンブズマン高知は「監査結果を今後の市政運営の参考にしてもらいたい」とコメントしています。
