トップニュース台湾からわずか110キロ 与那国島へのミサイル部隊配備は2030年度、小泉防衛相が表明
小泉進次郎防衛相は与那国島へのミサイル部隊配備について2030年を計画していると明かした。(資料写真/AP通信)
小泉進次郎防衛相は24日の閣議後に行った記者会見で、与那国島(沖縄県与那国町)への新たなミサイル部隊配備計画について、現段階では2030年度の配備を目指していると明らかにした。実際の配備時期は施設整備の進捗により変動する可能性があるとしつつ、防衛省としては2030年度を目標に全力で取り組む姿勢を示した。
日本最西端の与那国島は台湾から約110キロしか離れておらず、南西諸島の戦略的要衝に位置する。防衛省の計画によると、現地の陸上自衛隊駐屯地に、敵の航空機や巡航ミサイル、弾道ミサイルを迎撃可能な「03式中距離地対空誘導弾」(中SAM)部隊を配備し、同地域の防空能力を強化する方針だ。
小泉防衛相は、部隊配備に必要な施設整備にかかる基本検討など前段階の作業を進めていると説明した。さらに、地元住民への十分な説明を行うため、防衛省は3月2日に与那国町で住民説明会を開催予定で、小泉防衛相は「しっかりと丁寧に説明を尽くしていきたい」と述べた。
自衛隊は近年「台湾有事」のリスクを踏まえ、南西諸島の防衛力強化を図る「南西シフト」戦略を加速させている。陸上自衛隊は2016年に与那国駐屯地を開設したのを皮切りに、2019年には奄美大島(鹿児島県)と宮古島(沖縄県宮古島市)に拠点を設置、2023年には石垣島(沖縄県石垣市)にも駐屯地を開設した。今回の与那国島でのミサイル部隊配備計画は、同戦略のさらなる展開と位置づけられている。
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