定数2人の兵庫県副知事、1人足りないまま1年半 斎藤知事「熟慮を重ねている」

定数2人の兵庫県副知事、1人足りないまま1年半 斎藤知事「熟慮を重ねている」

 兵庫県の斎藤元彦知事は18日の会見で、1人体制が続いている副知事人事について、「熟慮を重ねている」と語りました。

 服部洋平副知事の任期は3月末までとなっていて、来年度以降の人事は現在のところ決まっていません。

 斎藤知事は18日の定例記者会見で、約1年半の間1人体制が続いている副知事人事の今後について問われると、「副知事人事をどうするかというものは、熟慮を重ねている。しかるべきタイミングで、しかるべき対応をさせていただく」と述べるにとどめ、今後の方針について明らかにしませんでした。

 県の副知事人事をめぐっては、おととし7月に片山安孝副知事(当時)が、職員が自殺するなどした告発文書問題の責任を取って辞職。それ以降、服部副知事の1人体制となっていますが、斎藤知事はおととし11月の再選後に「2人体制に戻す」と述べていました。

 服部副知事の任期は3月末までで、新たな副知事の選任には議会の同意が必要ですが、複数の県議会会派幹部によると、この2月議会でも知事側から新たな人事案を提案する動きはないということです。

 県職員らからは、「2月議会が始まっても今後の副知事に関する情報がまったくない」、「服部さんに再任を要請しなければ副知事不在となり、知事1人で県政を担わなければならなくなる」という声があがっています。

 県人事課によると、県ではこれまで副知事が不在になったことはないということです。

 兵庫県の副知事定数は2人で、大阪府では3人、京都府は3人など複数人体制が通例となっています。

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