ベンチから指示を出す槙野新監督
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 槙野MYFCは黒星の船出となった。J2藤枝はホームでJ3岐阜と明治安田J2・J3百年構想リーグ初戦を戦い、0―2で敗戦。前半は立ち上がりから主導権を握ったが結果に結びつけることができず、槙野智章新監督(38)の初采配を勝利で飾れなかった。14日の次節はホームでJ3松本と対戦する。

 悔しい現実を、素直に受け入れるしかなかった。多くの期待と関心を集めた初陣は0―2の零敗。Jクラブでは初めて公式戦の指揮を執った槙野新監督は「敗戦は認めなければいけない。自分たちがやりたいことは、90分間できなかった」と振り返った。

 前半は立ち上がりからゲームを支配。プレシーズンから取り組んできた「アクションの守備」でボール保持率も高く、終始相手陣内で試合を展開した。ただ同42分、PKで相手に先制を許してからは徐々に流れが岐阜へ。後半は同点、そして逆転へ攻勢を強めたかったが「狙いとするようなボールの動かし方と人の配置ができなかった。相手どうこうよりも自分たちの問題」と逆にほとんどの時間帯でペースを握られた。

 シュート数は6―11と上回られ、枠内シュートはわずかに1本。試合を通じて決定機の数は少なく、下位カテゴリーのJ3岐阜相手に無得点で敗れた。「準備してきたことが、ほぼほぼ出せなかった。相手が自分たちにフィットしてからは何もできなかった」とDF中川創主将(26)。FW矢村健(28)は「ただ注目されるのではなく、勝ちを届けないと意味はない」と得点源としての責任も痛感し、悔しさをにじませた。

 14日の次節もホームでJ3松本と対戦する。「反省点も多い、ただ収穫も多い試合だった」と初戦を総括した槙野新監督。準備期間で課題と向き合い、次戦こそ初白星をつかみ取る。

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