公開日時 2026年02月01日 05:00更新日時 2026年02月01日 14:12

ピザの「ENZO」那覇出店へ 「沖縄ピザ」組合やFCも計画
県産小麦やアーサ、軟骨ソーキ、など県産食材を積極的に使ったENZOのピザ。那覇市への出店やFCなどの事業拡大を予定する=2025年12月、恩納村の同店

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島袋 良太

 恩納村真栄田で「pizzeria de ENZO(ピッツェリア ダ エンゾ)」を営業するアニュラス(恩納村、坂口晴彦社長)は那覇市の天久りうぼう内に2号店を出店する。本店以外では初の常設店で、今後はショッピングセンターやフードコートなどでのフランチャイズ(FC)展開や、「沖縄ピザ」の事業協同組合立ち上げなども計画している。

 アニュラスは2015年創業。飲食事業国内大手のワタミで店舗開発担当の執行役員だった坂口氏が沖縄で立ち上げた。創業年度の売上高は3500万円だったが、25年度は2億円超に成長している。内訳はレストラン事業1億7千万円、冷凍ピザの売上高4千万円など。売上高は前期比125~128%程度のペースで成長を続けている。

 1人当たりのピザ消費量が国内でも断トツに多い沖縄で「沖縄ピザ」という食文化を確立するため、アーサやセーイカ、マンビカー(シイラ)、島ラッキョウ、アグー豚、県産小麦など、県産食材を生かしたピザを販売している。

 冷凍ピザは国の事業再構築補助金を活用し、23年度に恩納村のレストラン隣接地に工場を新設して生産能力を強化した。県内スーパー、農産物直売店、通販、米軍基地内などに卸している。

 天久りうぼうへの出店は、今年春ごろを予定。同店は直営とするが、今後はFC事業への切り替えを視野に入れる。

 坂口社長は「レストラン、製造、物販を組み合わせた生態系としてのビジネスモデルを目指す。事業協同組合を組成し、沖縄ピザを地域団体商標登録し、食文化としてみんなで盛り上がっていきたい」と話した。