ついに、このときがやってきました。2月に本サイトで就航イベントの模様と船内のようすをリポートした商船三井のクルーズ船「MITSUI OCEAN FUJI(三井オーシャンフジ)」を、乗船取材することになったのです。
【写真】これぞまさに豪華客船!船内にある吹き抜けの螺旋階段の光景が圧巻…
今回は神戸港発着、韓国・済州(チェジュ)島から沖縄・那覇、奄美大島・名瀬、宮崎県日向市の細島をめぐる「南西諸島・済州島クルーズ」8日間のうち、神戸から那覇に5日間乗船。
かつてはあこがれでしかなかった豪華船の旅が、どんどん身近になるこの時代。はたしてクルージングは本当に私たちの選択肢になり得るのか、船を満喫しつつ検証してきました! まずはその第1回目です。
“隠れ家的”ワールプールを発見して興奮!
今ツアーは神戸港を夜7時に出港する。というわけで、夕方5時。神戸ポートターミナルでパスポートを提示してスーツケースを預け、ルームキーを兼ねたカード「ゲストパス」を受け取ってセキュリティチェック(手荷物検査)を受ける。このあたりは空港と同じだ。無事通過したら、ボーディングブリッジを渡って、いよいよ三井オーシャンフジに乗り込む。
船の横っ腹(側面)を見ると、わかってはいたことだが、あらためて「でっかいな〜」と感激! 乗船したら、真っ先に螺旋階段を駆け上がって、デッキ8(船の8階)にあるプールを見に行こうと決意する。
「全室スイート」は想像以上にスゴかった!
まだ、さすがに誰もプールには入っていなかったので、とりあえず部屋で荷物を降ろすことにする。ゲストパスをドアのセンサーにかざすとカチャリと上品な音がして、カギが開いた。こ、これが私の部屋(5日間だけだが)!? リビングスペースもあるスイートルームで、ひ、広すぎる!
しかも、ウェルカム・スパークリングワイン&スイーツもあって、奥に見えるのは海に面したベランダではないか! こんなところに、ひとりで泊まっていいのか?
部屋のしつらえは、いちいち豪華で行き届いている。バスルームにはシャワーブース、2ボウルの洗面台にバスタブもある。日本の会社の船らしい配慮で、トイレも洗浄機能つきだ(これ、意外に重要)。
アメニティも豊富で、プラスチック製ではなく木製の歯ブラシ、紙パックに小分けされた歯磨きペースト、冷蔵庫には、無料(クルーズ料金に含まれる)のビールやお茶、ソフトドリンク。水は、つかい捨てではないボトルに入っていて、常々補充される。ペットボトルはいっさいないなど、サステナブルにも十分配慮されているのだ。
部屋でひとしきり興奮した後、再びプールサイドに出てみると、セイルアウェイ・パーティと称した、ハウスバンドとボーカリスト、クリスティさんによる生演奏が始まった。「プールサイドレストラン&バー 湖畔」(以下、湖畔)のイスにゆったり腰掛け、カクテルをいただきながら耳を傾ける。ときおり神戸の夜景も眺めつつ……。
