2025年12月19日 11:33

かつて田沢湖のみに生息していた淡水魚・クニマスの産卵行動が山梨県の湖で撮影されました。
自然界での産卵の撮影は世界で初めてです。
田沢湖の固有種だったクニマスは、農業・発電用水を確保するための国の事業で、強い酸性の玉川の水が引き込まれたことで1940年に姿を消しました。
70年後の2010年に山梨県の西湖で生息が確認され、その後秋田県にも貸し出されています。
今月2日、水深約30メートルの西湖の底で、クニマスの産卵・受精の瞬間が鮮明に捉えられました。
光が届きにくく、水温が約5度と低い湖底での観察は困難で、産卵行動が撮影されたのはこれが世界で初めてです。
詳しい生態がまだ明らかになっていないクニマス。
山梨県は引き続き自然環境での保全を進めるとともに、今回撮影した映像も生かして養殖技術の確立に向けた調査・研究を進めることにしています。
最終更新日:2025年12月19日 11:50
