鹿児島市の鹿児島大学法文学部前の交差点。斜線になった道路が「謎」の赤いポールで囲まれていますが、この理由をご存じでしょうか?この交差点、ラッシュ時を中心に渋滞していて、渋滞の解消を目的とした本格的な改良工事が始まっています。
(記者)
「鹿児島市にあります鹿児島大学法文学部前の交差点です。このように郡元・中郡方面から来て右折をする車が多くいます。こうして右折をする車がいますと、後続の車、直進することができません。このように車線変更していきますが、ちょっと危険です。こうした状況が発生しておりまして、渋滞が引き起こされています」
鹿児島大学法文学部前の交差点。紫原方面から中郡陸橋を下り、法文学部前の交差点へ進む車が増えています。午前7時から午後7時までの12時間の交通量は、2011年の時点では約1万2700台でしたが、2013年に中郡陸橋が完成すると、2016年には約1万6400台まで増えました。
16日朝、中郡陸橋を走ってみると、紫原の中心部まで3キロ以上にわたって渋滞していました。この中郡陸橋を下ってきた車が、法文学部前の交差点を県庁方面へ右折するケースが多く、右折車を避けようと、無理な左への車線変更が相次いでいます。そのため、危険な状況が発生しています。
(記者)
「信号が変わりました。あっと、隙間を見つけていきましたね。その後ろの黒い車も左のウインカーを出していますね。隙間見つけていきました。ちょっと危ないです。ちょっと危なかったです。あっと、赤い車も!いや、ちょっとこの交差点、危険です」
中には、目の前にいる直進車を無視して後ろから無理やり右折していく車も見られました。
(地元の人)
「交差点に右折専用の信号を付ければいい。
(Q実は右折専用レーンをつくる工事が行われているが?)いいと思います」
鹿児島市道路建設課は、交差点の渋滞を解消し、安全に利用できるようにと、2年前の8月から、植栽の撤去やバス停の移設工事を進めています。その一環で設置されたのが…
(記者)
「法文学部前の交差点の手前、こちらに赤いポールがずらっとならんでいます。内側はゼブラゾーンになっていますが、ここに新しく道路ができます。そしてあちらに右折専用レーンが設けられます」
ずらりと並んだ「謎」の赤いポール。なぜ設置されているのでしょうか?
(鹿児島市道路建設課・郡山庄二課長)
「本格的な工事が始まるまでの約2年間、通学路となっている周辺の幼稚園や小学校の子供たち、歩行者の安全確保のために赤いポールを設置しています」
右折車を避けようと、無理な左への車線変更が多い交差点。ゼブラゾーンへむやみやたらに進入する車が相次ぐことが懸念され、歩行者が巻き込まれる危険がないよう赤いポールを設置しているということでした。
2026年7月には、赤いポールで囲まれたゼブラゾーンが道路となり、右折専用レーンが設置されます。交差点の完成予想図をみると、交差点に右折専用レーンが設置されるほか、反対車線も3車線から4車線に増えます。
(鹿児島市道路建設課・郡山庄二課長)
「渋滞を解消し、安全性を高めるため、右折専用レーンの新設や車道の拡幅、信号機・照明の整備を進めています。2026年7月には暫定供用を開始し、完成後は交通渋滞の緩和と安全性向上、鹿児島市全体の交通体系改善に大きく寄与すると期待しています」
法文学部前の交差点は、2026年7月、その姿が大きく変わります。
