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2025年12月15日 18:06

「AI・スマホ時代のリスクから子どもを守る」 仙台大学の教授が山形市で講演

山形県勢懇話会の例会が15日、山形市で開かれました。仙台大学の斎藤長行教授が「AI・スマホ時代のリスクから子どもを守る」と題して、SNSの安全な利用に向け取り組むべきポイントなどについて講演しました。

講演したのは、インターネットの利用による青少年への悪影響を防ぐ取り組みについて研究している酒田市出身で仙台大学の斎藤長行教授です。斎藤教授ははじめに、AIやスマートフォンといった現代のデジタル環境の中で、子どもたちがネット依存やフィッシング詐欺、SNSでのいじめなどさまざまなリスクを抱えていて、世界的な問題になっている現状を示しました。
そして、海外の事例として、16歳未満のSNSの利用を国家レベルで一律に禁止したオーストラリアの政策を紹介しました。
斎藤教授はこの政策について「自由な表現や交流を通した子どもの成長の機会が奪われる恐れがある」と問題点を指摘。
その上で、「子どもたちをスマホなどの適切な利用に導くためには、家族のサポートが重要」と語りました。

仙台大学 斎藤長行教授「全部禁止にするのではなくて夜の時間はスマホを遠ざけるとかそういうことを保護者が手伝ってあげることが大事。我慢するという経験が将来役に立つ」

斎藤教授は「必要なのは一律の禁止ではなく、子どもたちが安全にSNSを利用できる環境を整備することが社会の役割」と訴えました。

最終更新日:2025年12月15日 19:19

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