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Reuters
掲載日
2025年11月27日
ドイツの消費者心理は12月、年末のホリデーシーズンを前に家計の支出意欲が高まるなか、わずかに改善する見通しだ。ただし、所得見通しの冴えなさが力強い回復を阻んでいることが、木曜日に公表された調査で示された。
クリスマスシーズンのドイツ・ベルリン、フリードリッヒ通りの商店街で、クリスマスの装飾が施された宝飾店のショーウィンドーの前を歩く人々(2024年12月10日撮影) – REUTERS/Lisi Niesner
GfK市場調査機関とニュルンベルク市場意思決定研究所(NIM)が発表した消費者心理指数は、アナリストの予想通り、前月の-24.1ポイントから12月は-23.2ポイントへと上昇した。
全体のセンチメントは、消費者の購買意欲が前月比で3.3ポイント上昇し2カ月連続で改善、1年前と同水準の-6.0ポイントまで戻ったことにより押し上げられた。貯蓄志向が2.1ポイント低下したことも追い風となった。
「消費者心理は現在、昨年とほぼ同水準にある。これは年末商戦を見据える小売業にとって朗報だ。データはクリスマス商戦の安定を示している」と、NIMの消費者気候部門責任者ロルフ・ビュルクル氏は述べた。「一方で、これは消費者心理の一定の安定を示す反面、短期的に劇的な回復を見込んでいないことも示している」と付け加えた。
今後12カ月間の家計の経済期待は、前月比でほぼ2ポイント低下して-1.1ポイントとなったが、前年の水準と比べるとなお2.5ポイント高かった。ドイツ経済は、2年連続の縮小を経た後、フリードリッヒ・メルツ首相の歳出措置がより良い経済環境の実現に結び付くまでに時間を要するため、2025年の成長率は0.2%にとどまる見通しだ。
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