ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.11.21 10:05
エジプトを公式訪問中の韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は20日(現地時間)、カイロ市内のホテルで同胞懇談会を開いた。李大統領は昨年の12・3戒厳事態、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の弾劾、その後の新政府発足について言及し、「大韓民国国民が作り出した、世界史的にも奇跡のような歴史」と述べた。
李大統領は「(尹前大統領の弾劾過程で)数百万人が集まって(集会をしても)ゴミひとつ残さず、ガラス1枚割れなかった」と話した。続けて「世界で大韓民国ほど躍動的な国はない。植民地から解放された国の中で民主化と産業化を同時に成し遂げた唯一の国」とし「それだけでなく、国民主権という民主主義の原理を生活の中で再現したではないか」と語った。
李大統領は「皆さんと、我々大韓民国の国民が作り出した世界史的な奇跡のような歴史」とし「この偉大さを我々が日常でまた実践していき、世界に二つとない偉大な国、偉大な国民として再び堂々と立たなければならない」と述べた。続けて「二度と皆さんが大韓民国を心配することがないようにする」とし「大韓民国が皆さんの頼もしい力となるようにする」と強調した。
李大統領はまた、この日行われたアブドゥルファタハ・エル・シシ大統領との首脳会談で、戒厳事態をめぐって交わされたやり取りの内容も紹介した。会談でエル・シシ大統領は「大韓民国国民の力量に驚いた。昨年の戒厳事態のような荒唐無稽な歴史的困難があったが、無血革命を通じて国民の手で正常を回復するのを見て、本当にすごい国だと思った」という趣旨の話をしたと、李大統領は伝えた。エル・シシ大統領は2013年、当時国防相であり軍総司令官として軍部クーデターを主導し、その過程を経て執権した。
一方、李大統領は「エジプトと大韓民国の間に直航便がないというのは驚きだ。当然調整すべきではないか」と述べ、直行便新設の推進を検討する用意があることを示した。
この日の同胞懇談会には、今月1日に開館したエジプト大博物館の記念品店の総責任者を務めるクォン・ジェヨン氏も出席した。クォン氏は、エジプトでは世代や分野を問わず大韓民国への印象が非常に肯定的だとし、「エジプトの日常の中で黙々と奉仕する同胞たちの努力を通じて、両国が文化的にさらに結びつき、持続可能になるよう望む」と述べた。
