2025年11月19日 10:20

穂坂修くん(当時6歳)
2023年6月、神戸市西区で当時6歳の穂坂修くんが鉄パイプで殴られるなどの暴行を加えられて死亡し、親族らが遺体をスーツケースに入れ近くの草むらに遺棄した事件で、傷害致死と死体遺棄の罪に問われた母親ら3人の初公判が開かれ、母親らは「間違いありません」と起訴内容を認めました。
起訴状によりますと、穂坂修くん(当時6)の母親で4人きょうだいの長女・穂坂沙喜被告、二女の朝美被告、三女の朝華被告の3人は、2023年6月に神戸市西区の自宅で、沙喜被告の息子の修くんに対し、床にうつぶせにした状態で背中を鉄パイプで何度も殴ったり、背中の上に乗って繰り返し飛び跳ねたり踏みつけたりする暴行を加え死亡させたほか、遺体をスーツケースに入れて近くの草むらに遺棄した罪に問われています。
2023年8月からは刑事責任を調べるため、検察が約8か月間の鑑定留置を実施。そのうえで、19日から行われた裁判員裁判では、3人まとめて審理が行われています。
19日の公判では冒頭に裁判長から起訴内容への認否とともに意見があるかを問われると、母親の沙喜被告は「間違いありません」、朝美被告は「ないです」と起訴内容を認めました。三女の朝華被告は「(意見は)あります。私は大地に逆らえませんでした。難しいので細かいところは弁護士の先生に任せます」と話しました。
一方、沙喜被告の弟である穂坂大地被告も同様の罪で起訴されているほか、沙喜被告らへの傷害罪などでも起訴されています。大地被告の公判のみ切り離して行われる予定となっていて、今回の沙喜被告らの裁判では、大地被告が家族内で主導的な立場にあり、3人が逆らえない状況にあった可能性など、当時の環境なども争点になるとみられています。
3人に対する判決は、来年1月14日に言い渡される予定です。
最終更新日:2025年11月19日 11:31
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