「9月26日に、新しく発掘した日本人ピアニストが来るよ」と、ミュンヘンBeckの音楽フロア責任者に誘われた。HPを見ると、2021年エリザベート王妃国際音楽コンクールで予選から個人的に推していたら第3位になった務川慧悟だった。「ここには多くのアーティストの音源が送られてくるから、聞いても記憶に残らない事も多いけれど、Mukawaのラヴェル全曲集には聴き惚れた」とフロア責任者が明かした。実際、ミニコンサート後のサイン会ではCDが完売となった。

 翌27日はミュンヘン・イッキングでのコンサートに招かれた。 

ココがポイント

hochkarätige Auszeichnung des (中略) Klassik-Magazins出典:Süddeutsche.de 2025/9/25(木)

Paris zu seiner nächsten Japantournee ab Anfang Oktober.出典:Klangwelt Klassik

2019年にロン=ティボー=クレスパン国際ピアノコンクール第2位を受賞。これら権威ある国際コンクールで数々の上位入賞出典:務川慧悟 KEIGO MUKAWA OFFICIAL SITE

エキスパートの補足・見解

 ポイント2は9月27日のコンサート主催団体が告知ページに載せた批評である。この演奏会は久末航が出演する予定だったが、今年のエリザベート王妃国際音楽コンクールで第2位を受賞したため、受賞コンサート等によりキャンセルを余儀なくされ、務川氏に代わった。

 その内容はポイント1の南ドイツ新聞で、「2024年にはモーリス・ラヴェルのピアノ作品全曲録音に対して、フランスのクラシック雑誌『Res Musica』から栄誉ある賞を授与された。フランス人以外のラヴェル演奏家にとって、フランスでこのような称賛を受けることは、センセーショナルな出来事である」と報道されている。

 ポイント3は務川氏のサイトであるが、ロン=ティボー=クレスパン国際コンクールの模様はポイント2のサイトでも聴くことができる。「各時代、作曲家それぞれの様式美が追究された演奏、多彩な音色には定評がある。」と自負するように、26日のイベントで司会を担ったバイエルン州立管弦楽団のフランス人フルート奏者も「ラヴェルをロマンティックに弾き過ぎないアプローチ」を絶賛していた。

 ポイント2にあるように、現在11月まで日本ツアー中である。(日程はポイント3のサイト参照)

Share.