米国株式市場=ダウ反落、FRB議長「12月利下げ確実でない」 ナスダックは上昇

米国株式市場はダウ工業株30種が反落し、S&P総合500種はほぼ横ばいで取引を終えた。写真はニューヨーク証券取引所(NYSE)前で3月撮影(2025年 ロイター/Shannon Stapleton)

[ニューヨーク 29日 ロイター] – 米国株式市場はダウ工業株30種(.DJI), opens new tabが反落し、S&P総合500種(.SPX), opens new tabはほぼ横ばいで取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)は28─29日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決定したが、パウエル議長は記者会見で12月の追加利下げについて、決して確実ではないと述べた。
一方、ナスダック総合(.IXIC), opens new tabは半導体大手エヌビディア(NVDA.O), opens new tabがけん引して上昇し、連日で過去最高値を更新した。
パウエル議長はFOMC後の会見で「12月会合での利下げ決定は既定路線ではない。政策はあらかじめ定められた軌道に乗っているわけではない」と発言。
市場が織り込む12月の利下げ確率は90%から71%に低下した。
株価は序盤の取引で上昇し、FRBが0.25%ポイントの利下げと12月からの量的引き締め(QT)停止を発表すると、上げ幅を拡大していた。

ウェルススパイア・アドバイザーズのシニアバイスプレジデント兼アドバイザー、オリバー・パルシェ氏は12月の利下げを巡るパウエル議長の発言について「いかなる利下げも決して既定路線ではないため、個人的には不適切なコメントだとは思わない。FRBはデータ次第だ」と述べた。

エヌビディアは時価総額が世界で初めて5兆ドルの大台に乗せた。終値は3%高、時価総額は5兆0300億ドルとなった。建機大手キャタピラー(CAT.N), opens new tabは11.6%急伸。7─9月期の利益が市場予想を上回った。引け後に決算を発表したハイテク大手の株価は時間外取引でまちまち。メタ・プラットフォームズ(META.O), opens new tabが8%超、マイクロソフト(MSFT.O), opens new tabが1%、それぞれ下落した一方、アルファベット(GOOGL.O), opens new tabは約5%上昇した。

ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を2.16対1の比率で上回った。ナスダックでも2.28対1で値下がり銘柄が多かった。
米取引所の合算出来高は207億1000万株。直近20営業日の平均は210億株。

LSEGデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります
※米国株式市場

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