トランプ氏、中国主席との貿易合意に期待 ロシア産原油巡る協議も

 10月22日、トランプ米大統領は、ホワイトハウスで記者団に対し、来週の韓国訪問中に中国の習近平国家主席と長時間の会談を予定していると語った。写真は2019年6月、大阪で撮影(2025年 ロイター/Kevin Lamarque)

[ワシントン 22日 ロイター] – トランプ米大統領は22日、ホワイトハウスで記者団に対し、来週の韓国訪問中に中国の習近平国家主席と長時間の会談を予定していると語った。

中国による米国産大豆の購入再開から核兵器の制限に至るまで、複数の分野で合意に達する可能性があるとの見方を示した。

トランプ氏はホワイトハウスの執務室(オーバルオフィス)で記者団に対し、ロシア産原油を中国が購入している問題や、ウクライナ戦争の停戦案についても協議する意向を明らかにした。

トランプ氏は北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長との会談中に「われわれは合意できると思う」とし、習氏がウクライナ戦争に対する考えを変え、終戦に向けた話し合いに前向きだと思うと述べた。

中国のレアアース磁石輸出規制については「かく乱」だとして重視しない姿勢を示唆。むしろ関税の方が「強力な手段だ」と述べた。

また、核兵器に関して合意する可能性もあるとし、ロシアのプーチン大統領が核兵器を巡る緊張緩和の可能性を提起したことに言及し、これに中国も加わる可能性があると述べた。

一方、ベセント米財務長官とグリア米通商代表部(USTR)代表は、中国によるレアアース輸出規制を巡る緊張を緩和するためマレーシアに向かった。米当局は、合意に達しない場合、中国に対し新たな措置を講じる準備を進めている。

ベセント氏はFOXビジネスネットワークで「これは中国対世界であり、米国だけではない」と「中国が提案したこのライセンス制度は機能せず、受け入れられない」と述べた。

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