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2025年10月20日 17:38

住宅の建築コスト上昇で木材利用が落ち込み 「やまがた森林ノミクス」県民会議で現状と課題意見交換

山形県産の森林資源を活用し地域の活性化につなげる「やまがた森林ノミクス」の取り組みを推進する県民会議が20日、県産木材を取り巻く現状と課題について意見が交わされました。

「やまがた森林ノミクス県民会議」には県内の林業や建築、教育などの分野の関係者およそ20人が出席しました。会議の冒頭、議長を務める吉村知事が「県内の人工林のおよそ6割が植栽してから50年を超えて利用期を迎えている。森林資源をフル活用し林業振興と地域活性化を進める」とあいさつしました。
続いて議事に入り、出席者らが県産木材の現状について意見を交わしました。このなかで、住宅の建築コストの上昇を背景とした木材利用の落ち込みなどの課題が報告されたほか、林業の担い手が不足する中新規参入業者への支援を求める声も上がりました。

県青年林業士会 佐藤さつえ 監事「木を販売して収入を得るのでは足りなくて補助金が必要だったり高性能林業機械もなかなか手を出しにくい金額になってきている。まだ参入したばかりの業者も使えるようにしてほしい」
県森林ノミクス推進課 笠井俊哉 課長「住宅の単価が上がっている中でなかなか消費者が家を建てたり木材を使うことは少ない状況。県にどんなことができるのか検討して出来る限りの支援をしたい」

会議ではこのほか、「木材の輸出のため国際的な認証制度の厳しい基準をクリアした森を増やしてほしい」などの意見が出されました。

最終更新日:2025年10月20日 17:38

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