
撮影に応じる(左から)父・健智さん、母・千洋さん、田中、斎藤知事、小林さん
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陸上の日本女子中長距離のエース、田中希実(26=ニューバランス)が10日、神戸市の兵庫県庁を訪れ、兵庫県の斎藤元彦知事を表敬訪問した。
兵庫県小野市出身の田中は、世界陸上では2種目に出場。1500メートルは予選敗退、5000メートルは12位だった。「世陸ロスになった」という斎藤知事に、大舞台で感じたことを語った。
「世界陸上から、はや1カ月近くが経とうとしていて、凄く昔のことのように感じていて。それだけあの空間には特別なものがあったと思っていて。多くの方が陸上を通じて熱狂してくださったのが、自分の人生、日本の方々にも財産になるような時間を過ごせたかなと思っています。世界陸上では悔しさの方があるけど、ふがいない部分も含めて、自分の弱さにやっと向き合うことができるきっかけを与えてくれた大会だったなと。東京(五輪)も国立だったけど、あれから自分の弱さから逃げるようになってしまったというか、目を背けるような逃げ方だった。弱さを倒すことができない負け方をしていた。これからも弱さから逃げてはいきたいけど、その弱さの正体を見据えた上で、また堂々と自分と向き合っていきたいし、そういう姿勢でまた新たに陸上やスポーツの可能性を示していけたらいいなと思わせていただいた時間でした」
現在はオフに入っており、11月には約2週間、ケニアに滞在する計画を立てている。その意図について、同席したコーチの父・健智さんは「走りたい気持ちをもう一回、思い出したり取り戻すため」と話した。
陸上中長距離で北京五輪代表の小林祐梨子さんも同席した。
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