ウクライナ大統領「ドネツク州でロシア軍に甚大損害」、ロ側に反論

 10月8日、ウクライナのゼレンスキー大統領(写真)は、同国軍が主戦場である東部ドネツク州でロシア軍に甚大な損害を与えていると述べた。写真は9月、キーウで撮影。ウクライナ大統領府報道部提供(2025年 ロイター)

[8日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は8日、同国軍が主戦場である東部ドネツク州でロシア軍に甚大な損害を与えていると述べた。ロシアのプーチン大統領は前日、軍最高司令官らとの会議で「現時点でロシア軍が戦略的主導権を完全に握っている」と述べていた。

ゼレンスキー氏は定例のビデオ演説で、「鉱山都市ドブロピリアでの反攻作戦」を中心にシルスキー総司令官とほぼ1時間にわたり話したという。ゼレンスキー氏はこの地域で多くの死傷者が出たとも述べた。

ウクライナ側は、重要補給拠点ポクロフスクの北方に位置するドブロピリア周辺で戦果を上げていると主張している。ロシア軍がドネツク州をゆっくりと西進する中で、ポクロフスクは主要な攻撃目標の一つとされる。

プーチン氏は7日、ロシア軍が今年これまでにウクライナの領土約5000平方キロメートルを制圧し、212の地域を掌握したと発表した。その上で、ウクライナ軍はロシア領土の奥深くまで攻撃を試みているものの、全ての前線で撤退していると述べていた。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

Share.