ウクライナは、ロシアのドローンに対する防衛手段としてヘリコプターを活用しており、その効果は非常に高いと述べている。ウクライナは、ロシアのドローンに対する防衛手段としてヘリコプターを活用しており、その効果は非常に高いと述べている。写真はウクライナ軍のMi-24ヘリコプター。REUTERSウクライナはヘリコプターをロシアのドローンに対する防衛手段として運用しており、非常に効果を上げているという。ウクライナ軍総司令官によれば、ヘリコプターは配備地域で最大40%のドローンを撃墜することができるという。ウクライナは、ターゲットをより効果的に探知できるよう、ヘリコプターの改修・強化をさらに進めていく。

ウクライナはヘリコプターを「ドローン撃墜機」として活用しており、その効果が極めて高いため、ロシアの絶え間ない攻撃に対抗するべく運用を拡大する方針だ。

ウクライナ軍のオレクサンドル・シルスキー(Oleksandr Syrskyi)総司令官は、ヘリコプターが防空任務に不可欠な存在になっており、天候が良ければ配備地域内のドローンの最大40%を撃墜できると記者会見で述べた。

ロシアの新型“ジェット推進”攻撃ドローンは外国製部品で製造され、ジャミング耐性技術が使われている…ウクライナ軍が公表 | Business Insider Japan

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総司令官は、防空能力のさらなる強化に向けて、ヘリコプターの運用を拡大する考えを示した。その一環として、ヘリコプターに熱探知や赤外線システムなどの高度なセンサーを搭載し、夜間や悪天候でもロシアのドローンをより効果的に探知できるようにする可能性がある。

総司令官が8月に語ったところによると、ウクライナ軍はこの1年で、ロシアのシャヘド型ドローンを3200機以上撃墜したという。これらはイランが開発した攻撃型ドローンで、ロシア軍が大規模に使用している。

ウクライナ軍はここ数カ月にわたり、ヘリコプターがロシアのドローンを撃墜する様子を捉えた複数の映像を公開している。そのうちの1本では、ウクライナの攻撃ヘリ「Mi-24」が搭載した機関銃でシャヘドを撃墜する場面が映されている。

Cockpit footage from a Ukrainian Mi-24 Hind helicopter gunship shooting down a Russian Shahed attack drone with its Yak-B gatling gun. pic.twitter.com/nIvxATYGCr

— OSINTtechnical (@Osinttechnical) June 25, 2025

コックピット内で撮影された別の映像では、ウクライナ兵がヘリコプターのドアに取り付けられた機関銃でロシアのドローンを撃破する様子が映されている。

ヘリコプターは他の有人戦闘機と同様、この戦争では攻撃対象にされており、特に前線付近では肩撃ち式ミサイルなどの防空兵器によってあらゆる飛行体が脅かされるため、慎重な運用か、前線から離れた場所での活動に制限する必要がある。

航空資産は戦略的に重要なターゲットであり、正確な損失数は確認されていないものの、戦闘映像から両陣営で多くの航空機が失われていることがうかがえる。

ウクライナは、海上ドローンや安価な空中ドローンから発射するミサイルなど、さまざまな兵器を用いて多くのロシアのヘリコプターを撃墜したと述べている。

ヘリコプターは兵站や特殊任務で使用されることが多いが、徘徊型兵器に対する防空手段としても、ますます重要な役割を果たしていると考えられる。

ウクライナ軍によって撃墜されたロシアのヘリコプター「Mi-8」。ウクライナ軍によって撃墜されたロシアのヘリコプター「Mi-8」。Maxym Marusenko/NurPhoto via Getty Images

ロシアは一晩で数百発ものミサイルやドローンを、ウクライナ全土の軍事・民間施設に発射することができる。その絶え間ない攻撃に直面しているウクライナは、防空面で可能な限りの支援を切実に求めている。防空兵器や迎撃ミサイルの不足に繰り返し苦しめられており、高価なミサイルを安価な攻撃ドローンに対して浪費する余裕はない状況にある。そのため、ピックアップトラックに搭載した機関銃や新型迎撃ドローンなどの代替手段を利用している。さらには接近するドローンを撃墜するため、AI搭載の自動砲台の導入も検討している。

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