石川県の小松空港からおよそ30キロ、福井県坂井市にある福井空港は、2024年の能登半島地震では防災ヘリなどの拠点として大活躍しましたが、実は半世紀近く、定期便がありません。
【写真を見る】定期便ない福井空港に新潟からチャーター便試験飛行 観光需要を探る
新規需要の開拓に向けて、30日、新潟空港とを結ぶチャーター便の試験飛行が行われました。
渡邉百音フィールドキャスター「たった今新潟空港から来た中型プロペラ機が福井空港着陸しました」
福井空港に着陸したのは新潟空港に拠点を置く地域航空会社「トキエア」のプロペラ機。
渡邉百音フィールドキャスター「けっこう滑走路短かく感じたんですけれどあっという間に着陸しましたね」
■1976年を最後に定期便運航なし、チャーター便も2009年以降なし
チャーター機は、福井空港でも離着陸が可能な46人乗りのコンパクトな機体です。1966年に開港した福井空港。
定期便は1976年を最後に半世紀近く運航されておらず、チャーター便も2009年以降運航実績がありません。事態を打開しようと、福井県は今年、空港ビルの建て替えなど再整備構想を取りまとめ、観光面での需要を模索する一手として、中型プロペラ機の試験飛行が行われました。
福井県空港利活用室・小嶋直人室長「滑走路、エプロン使っていただいて問題ないことが確認できた」
トキエア・長谷川政樹社長「(新潟空港から)40分くらいで着陸しているので、陸路と考えたらとんでもなく近いと思うので飛行機の便利さを有効に活用したい」
30年来の地元の航空ファンは。
地元の人「(見られて)よかったです、ラッキーでした。ここを拠点にして九州やら南紀やら新潟も、電車は走っているが直通路線はない。それで飛行機が飛ぶと大変便利になるなと期待している」
■能登半島地震の際は被災地支援の拠点として活躍
現在、福井空港は県警ヘリや防災ヘリ、ドクターヘリが拠点とし、小型のジェット機なども発着しています。
2024年の能登半島地震の際には物資の運搬、患者の搬送など被災地支援の拠点として活躍しました。
