
米ニューヨークの国連本部で開催された国連総会で演説に臨むカナダのマーク・カーニー首相(2025年9月22日撮影)。(c)ANGELA WEISS/AFP
【AFP=時事】カナダのマーク・カーニー首相は22日、前日のパレスチナ国家承認について、影響は限定的だと認めつつ、イスラエル政府への対抗は必要だと判断したと述べた。
カナダのほか、英国、オーストラリア、ポルトガルが21日にパレスチナ国家を承認した。フランスやその他の西側諸国も22日に始まった国連総会で承認している。
カーニー氏は外交問題評議会で「これ(国家承認)が万能薬であるとは全く思っていない」とし、特にイスラエルと米国が強く反対しているため、この動きが限定的な効果しか持たない可能性があることを認め「幻想は抱いていない」と述べた。
一方で「パレスチナ人が自らの将来を決める権利が奪われつつある」ため、承認は「必要」だったと強調。「イスラエル政府が『パレスチナ国家は決して存在させない』と公言している中、われわれが目指すのは、この(パレスチナの)国家樹立の問題を常に議論の中心に据えることだ」と説明した。
さらに、カナダとしてはイスラエルの存続を認めることのできるパレスチナ国家の誕生を望んでいると述べた。
【翻訳編集】AFPBB News
